大阪大学基礎工学部 物性物理工学科同窓会

物性同窓会について

同窓会長ご挨拶

大阪大学基礎工学部物性物理工学科同窓会ホームページをお訪ねくださいましてありがとうございます。

物性物理工学科同窓会会長 金星章大

 東口前会長の後を受け、2017年度から2年間、物性物理工学科同窓会の会長を務めさせていただきます金星章大(かなぼし あきひろ)と申します。よろしくお願いいたします。

 私は1984年に入学、1990年の3月に修士課程を修了しました。入学当時はセラミックスや超伝導などの新素材が注目を集めており、学内でも酸化物系超伝導体の臨界温度を少しでも上げるために、成分量のマトリックスを作って少しずつ組成比を変えた試料を作成し、測定を続けて他の研究所と競い合っていた、そんな時代でした。

 学部時代は、藤田先生や望月先生など、そうそうたる教授陣の講義を聞けた事は、今思えばとても幸せなことだったのだと思いますが、私にはなんともちんぷんかんぷんで、試験は非常に苦労した記憶しかありません。個人的には旋盤を使って金属を加工したり、ガラス管をバーナーを用いて曲げたり伸ばしたりする実習がとても楽しかったことを覚えています。実際に今の職場で一番役立っている事と言えば、学科の知識よりも、実技で覚えた金属やガラスの加工技術かもしれません。

 学部に入ってからは当時の松浦・天谷研に所属し、同窓会の副会長を務めておられる清水教授とは同学年で同じ研究所でした。私はGIC(Graphite Intercalation Compounds、黒鉛層間化合物)磁性体の相転移についてというテーマをいただきました。松浦先生から理論的な説明を何度も聞き、わかったような顔をしてましたが実際はほとんど理解できておらず、卒業論文、修士論文、どちらもよくあれだけ知ったかぶりして書けたものだと、今更ながら嫌な汗をかきそうです。それでも、無事に卒業させていただき、松浦先生には頭が上がりません。また、試料を磁場中で回転できるクライオスタットを自作し、磁場の方向を変えながら温度を変化させてその磁化率を測定するという実験を、学校に寝泊まりしながら続けていた時はとても楽しい時間でした。

 私たちが卒業した1990年頃はいわゆるバブル期真っ盛りで、大学を卒業すればどこでも好きな企業に就職できると言われていた頃でした。「企業見学」と称して会社訪問すれば、特別社員食堂でコース料理が食べられ、更にタクシー代まで頂けるとあって、いろんな会社を訪問して歩き、食費を浮かして小遣い稼ぎができました。入社試験は名前さえ書けば通ると言われた頃で、今とは隔世の感があります。

 そんな中、私は松下電器(今のパナソニック)の研究所に就職し、当時まだ肩から担いで使う自動車電話と呼ばれていた移動体通信機を、ポケットに入るまでに小型化する、という大規模なプロジェクトの一員となって日夜研究と実験に明け暮れていましたが、入社してから30歳になったころ、父から「会社を辞めて家業を継ぎ、タイで工場を作れ」と言われ、妻と生まれたばかりの長男を連れてタイに移住することになりました。それからタイと日本の二重生活が始まり、現在に至ります。

 卒業してからは海外生活が長かったため、大学とのつながりもほとんどなくなっていましたが、数年前から銀杏祭と同じ時期に「大阪大学ホームカミングデイ」というイベントが始まり、その司会を同級生で同じクラブだった関西テレビアナウンサー、関純子さんが務めるようになりました。それをきっかけにホームカミングデイは毎年出席するようになり、同窓会の副会長を務めておられる清水教授とも何度か顔を合わせるようになって、物性物理同窓会に誘われました。こういった事情で、私は同窓会がどのような活動を行なっているのか、ほとんど存じ上げておりませんが、これからは長年同窓会で経験を積まれてきた清水教授と、同窓会の今後の運営について相談させていただきながら進めていきたいと思います。今後の具体的な目標として、まずは  〇会員同士の交流や情報交換の機会を増やすこと を考えています。これまで以上に本同窓会をアピールし、学部生、各分野で活躍されている方々、また現役を退かれた方々にもっと本同窓会の事を知っていただき、少しでも会員同士の交流や情報交換などができればと思います。

 また、この目標の実現には同窓会の資産の充実も必要です。本同窓会は皆様からの会費によって運営されています。現状は一度終身会費を支払えばよい形ですが、負担が大きく感じられるので、支払い方法を変更することも検討中です。皆様からのご協力をお願いいたします。

 今後少しでも会員の皆様に親しみを持たれる同窓会になるよう、役員・幹事一同取り組んでまいりますので、よろしくお願いいたします。

物性物理工学科同窓会会長 金星 章大

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平成29年度役員

会長 金星 章大(修90卒)
副会長 二川 清
副会長 濱田 糾(修77卒)
副会長 清水 克哉(博94卒)
常任総務担当幹事 美田 佳三(博82卒)
常任庶務担当幹事 蓑輪 陽介
常任会計担当幹事 塚越 亜紀
会計監査 東口 武市(学70卒)
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学科名について:電子物理科学科・物性物理科学コース

 平成9年度('97年度)より、基礎工学部の大学院重点化による改組に伴い(旧)物性物理工学科は(旧)電気工学科との合併でできる新学科「電子物理科学科」の下の「物性物理科学コース」となりました。旧学科は新しいコースとなって残ることもあり、同窓会の名称はそのまま残ることになりました。
 また大学院の名称も若干変更され大阪大学大学院基礎工学研究科物理系専攻「物性物理科学分野」となり、教官などは全て大学院の所属となりました。
 今後とも新学科ともども「物性物理工学科同窓会」をよろしくお願いいたします。

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大阪大学同窓会連合会について

 母校大阪大学が国立大学法人へと歴史的な転換をとげ、自主性、自律性の強化と自由度の拡大という法人化のメリットを十分に活かしていくための改革・体制整備の一貫として、平成17年7月25日に大阪大学同窓会連合会が発足しております。
 物性物理工学科同窓会も、この連合会に学科同窓会の一つとしての立場から参加しております。各部局・各学科での同窓会組織が連合して、大学としての同窓会組織を形成することは、これからの大阪大学にとりまして誠に望まれることであると思います。以下簡単ですが、大阪大学同窓会連合会に関してこの場にてもご紹介致します。

1. 連合会は各部局同窓会、各学科同窓会とは別組織であるが、部局同窓会、学科同窓会への支援や大学全体としての同窓会活動を行なうものである。

2. 連合会の会員資格は学部、学科の同窓会員であることである。この他に現教職員、元教職員や幹事会で認めたものを含む。

3. 連合会の会費は部局同窓会、学科同窓会における会費とは別である。なお、連合会会費の運用の一貫として、各部局同窓会・各学科同窓会への支援活動が行なわれている。

同窓会連合会ホームページ
http://www.osaka-u.ac.jp/jp/dousoukai/top.html

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